【クロロ店長の沖ドキ増台作戦】沖ドキの中古市場がヤバイ!
「ゴトー!
来月から沖ドキを育成するぞ!!」
朝一から突然のこの言葉に、店長のゴトーは困惑する。
「なっ!?いきなりどうされました?
クロロエリア長」
「最近になって全国的に沖ドキの人気が再燃してきた。
警視庁からの撤去リストにも沖ドキは提示されてないので、今後の長期稼働も見込める。
今育成すべき機種は沖ドキだ。
沖ドキを増台するぞ!!」
しかし、その時にゴトーは思った。
「このバカ(クロロエリア長)何を今さら・・。
そんなことはどこのホールの幹部も分かっていることだろう
今中古市場で沖ドキの価格がいくらするのかわかっているのか?」
以上のように
沖ドキが主力となる(または地域によってはすでになっている)ことは、素人目から見ても明らかであり、それについて今から力説してきたクロロに対してゴトーは呆れ返るしかなかった。
だがしかし、上司と部下という関係上、そのような素振りを見せることはできない。
その為、以下のような言葉を返した。
「名案でございますなぁ。
クロロエリア長」
沖ドキの中古市場がヤバイ!
その後、2人は事務所のPCにて中古機相場.comにて、沖ドキの中古機相場をリサーチした。
するとゴトーの思惑通り、とんでもない値段となっていた。
「うっ!」
「201万だと・・!?」
クロロエリア長はその中古値を見て愕然とした。
30パイバージョンで258万。
25パイバージョンで201万という法外な値段が付けられていたのだ。
ちなみに、通常であれば圧倒的に30パイバージョンの方が稼働すると言われている。
そりゃそうだろう。
沖スロユーザーとしてみれば、沖ドキを25パイver打ちたくはないだろうし
25パイだと、どうしても30パイverよりも出玉感が見劣りしてしまう。
しかし、クロロエリア長は25パイverの増台にこだわり続けているようであり、その理由はゴトーにはわからなかった。
「このバカがなぜに25パイverにこだわっているのか理解できない。
どうせ買うのであれば57万上乗せして30パイverを買った方がいいだろうに。
25パイと30パイの違いといえばパネルデザインくらいしかないのだぞ」
▼30パイverのパネルデザイン
▼25パイverのパネルデザイン
その後、クロロエリア長は肩を落としながら話す。
「はあ・・。
こりゃあ、とてもじゃないけど無理だな。
仕方がない、トロピの方を購入するか」
このように、沖ドキの中古台購入を断念したクロロエリア長は
次に沖ドキトロピカルを検索してみることにした。
トロピであれば、おそらく10万前後で購入できると思ったのであろう。
だが、しかし・・
「うっ!」
「60万だと・・・
これじゃあ、新台よりも高いじゃないか。
去年まで7万円で買えた台が、なんで10倍近くまで跳ね上がるのか理解できん・・」
沖ドキがダメならトロピという考えも無理だった。
どこの法人も考えていることは一緒なのである。
しかし、その後ゴトーからある提案が提示される。
「クロロエリア長。
トロピがダメならこの台はいかがでしょう?」
沖ドキパラダイスである。
これなら7万で買える。
するとクロロエリア長の反応はどうだろうか
「うっ!」
「この台だけは勘弁してくれ」
クロロは続けて話す。
「この台はヤバイ。
天井ゲーム数が700Gでコイン持ちが千円あたり約49Gもあるんだぞ。
それのしわ寄せがどこにいってるかわかるか?」
ゴトーは首を傾げる。
「なんとレギュラーボーナスが10Gしかなく
約30枚しか獲得できないのだ。
しかも、天国に入るまでは、基本REGなので・・
350GでREG当選30枚獲得
60GでREG当選30枚獲得
700GでREG当選30枚獲得
420GでREG当選30枚獲得
このような調子で、延々と30枚程度のショボいボーナスを消化しなくてはならんのだぞ」
その話を聞いて、ゴトーは沖パラの恐ろしさを知ると同時に
沖パラが他店でなぜあれほどまでに客が飛んでいるのかを理解するに至った。
そして、ゴトーはふと以下のような言葉を発した。
「なんかこのやり取りって、負男の痛恨生活 (パチスロ必勝ガイド)に似てません?」
「てめえ!バカ野郎!!」
To Be Continued
中古機による沖ドキ増台を断念したクロロエリア長の次に取った行動とは?
次回を乞うご期待!!