女性店員の喧嘩の修復に失敗した痛い思い出 前編
パチ屋で勤めてるとスタッフの大半が女性店員なんで、度々女同士で仲の悪い奴らが現れてしまったりするので、それを管理するのが大変だったりする。
まあ、私の場合は他人には興味ない性格なので、スタッフの誰と誰の仲が悪いとかそういったことに全く気づいてないケースがほとんどではある。
しかしながら、過去の思い出として仲の悪い女2人を仲直りさせる為の仲介役として、2回ほど奮闘したことがあるので、今回はその時の思い出を書こうと思う。
女性アルバイトの退社理由は妊娠が多い
もう潰れてしまったスロ専で2年ほど勤務していた時期があったのだが、スロ専ということもありそこのアルバイトスタッフは全員女で、求人においても女しか取っていなかった。
そして、スタッフに関しては入れ替わりが激しいのだが、アルバイトをやめる理由のうちかなり多いのが妊娠によるものである。
つまりは、当時のパチ屋の店員は、高卒もしくは高校中退のギャルやヤンキー系の店員がほとんどだったので、とにかく後先考えずにすぐに行為に及んで子供を作ってしまい退社というパターンが非常に多かったのである。
流石に現在のパチ屋であれば、当時とは比較にならないほど環境も待遇も良くなっているだけでなく、ギャンブルというよりエンターテイメント化している側面もあるので、その影響もあってまともなスタッフが多くなっているのだが、当時は現在よりももっと荒れていた環境だったのだ。
まあ、このような文章を書いてしまうとクロロ店長は完全にパチ屋の女性スタッフを見下していると、捉えられてしまうと思うがそんなことはない。
その時代のギャルやヤンキー系の店員に飲みに誘われて断ることもできずに、仕事帰りに数人で食事に行ったところ、全く会話が噛み合わず切ない経験をしたのは良い思い出だ。
私とは人種が違うが、彼女たちにはとても素直な側面があり、少なくとも私よりも出来た人間であるなって思ったものだ。
シンゲンとケンシン
で、この店には当時シンゲンとケンシンという2人のギャルが存在した。
シンゲンは18歳のギャルで、日サロで肌を真っ黒に焼いている典型的なギャルだった。
とはいえ、どっちかというと真面目なギャルであり、基本大人しく純粋で、私のオヤジギャグにも温かい反応を示してくれるいい子だった。
(画像のシンゲンの肌は白いですがそこはあしからず)
一方のケンシンは美白のギャルだった。
しかも、車はY32グロリアを乗っているという典型的なヤンキー系ギャルだった。
また、この子も性格は真面目で、仕事もできるスタッフであり、歳は25歳。
シンゲンよりも大分お姉さんだった。
2人は黒と白で肌の色が違えど、同類のギャルだったので比較的仲が良かった。
日々楽しそうな雰囲気で仕事しているように見えた。
話は変わって、当時ほぼ毎日この2人が働くスロ専に通っている男性客が存在したのだが、その客はいつも同じ女を連れていた。
で、その女はスロットを打つわけではないので、基本毎回暇しており、暇を持て余してはスタッフの女性店員に声を掛けていて店員と仲良くなっていた。
そして、その女性客が特に話掛けたのがシンゲンだった。
というのも、その女性客もギャルだった為に、同年代くらいのシンゲンに惹かれたのだと思われる。
やがて、2人は電話番号を交換するに至った。
(本当はスタッフと客で連絡先を交換する行為はNG)
ケンシンが妊娠するも・・
それから1~2ヶ月ほどしてケンシンが妊娠した。
相手は同棲中の男だった。
「これを機会に結婚してもいいかな」とケンシンはそんなつもりでいたらしいのだが、不幸なことに数週間で子供が流れてしまった。
当然、ケンシンはその事実にショックを受けた。
子供が流れた時の女性の気持ちは、男の私にはわからないが、本人にとっては相当ショックな出来事だったと思われる。
そして、こういった出来事があってから、間もなくして景品カウンター内で仕事していたケンシンは、毎日来店している男性客の連れの女性客から、ある日次のようなことを言われたのである。
「流れちゃったんですか」
ケンシンはその言葉にショックを受けた。
「え!?なんでこの人はそんなこと知ってるの?」