新装開店の新台で勝つ方法
結論からいうと「新装開店の新台で勝つ方法」はありません。
というか新台はかなりキツイ調整になっている場合がほとんどです。
理由は商品価値の高い台から利益を取るのが商売の鉄則であるからです。
例えば今回、CR牙狼金色になれXXを導入しましたがこの新台で還元するなんてホールは絶対にないと断言します。
立ち見ができるほどの人気台を還元する意味がどこにあるのでしょう?
牙狼金色で利益を取り、他の準主力の台であるルパンやキン肉マンを甘めに調整して遊ばせるというのが全体の稼働を上げる為に最も効率の良い調整となります。
もし牙狼金色が初日から赤字になったらそれは社長から大目玉ものですよ。
これはスロットにも共通して言えることであり、最近立て続けに発売された
ぱちスロ 必殺仕事人
パチスロリング 呪いの7日間
みどりのマキバオー 届け!!日本一のゴールへ!!
もベタピンのホールがほとんどなのではと思います。
繰り返しますが「商品価値の高い台から利益を取るのが商売の鉄則」という理論もありますし、導入から2~3週間で人気が落ちますのでその間にいかに機械代を回収するかということも重要なテーマなわけです。
スロット台の値段を35万とした時に、ベタピンでも平均1日6,000円前後しか利益が取れないものです。
となるとベタピンでも回収するのに58日間掛かるわけです。しかも、人気がなくなり稼働が落ちればさらに6,000円も取るのは難しくなりますし、5スロに移動したり撤去される可能性もあります。
ですから、人気のあるうちに回収することが重要なわけですね。そのタイミングで「還元する」という思考はまずありえないです。
逆に、新台を導入してしばらく経ったけど、撤去されずに未だにまずまずの人気がある台が設定の入る確率は高いと言えます。
例にすると「押忍!番長2」「パチスロ化物語」「バジリスク3」がそれにあたりますね。
話は牙狼に戻ります。
朝一から牙狼を目的に通常の6~7倍の客が集まり、立ち見で溢れていて空き台もほとんどできない。
それほどの人気ぶりですが新台の牙狼を打つなんてほとんど自殺行為です。
これは遊技すればわかりますが、千円スタート14~15回程度しか回らないような調整です。
しかし、客はそんなことはお構いなしに新台の牙狼を打ちたいという理由で勝率の低い勝負に挑んでいます。
ですから、勝つ事以上に新台を打つことを求めていると思ったのです。
そして何より、新台を買わないと集客できないということは数々の新装開店で証明されています。
実際に7月中に牙狼金色(30台)、風雲維新ダイショーグン(5台)、ブラックラグーン2(5台)、リング 運命の日(12台)、カウボーイビバップ(10台)、必殺仕事人(5台)、マキバオー(3台)、パチスロリング(3台)を買ったとしましょう。
それだけで合計2,800万くらい掛かります。
そして当然その金額は客から回収されるわけです。
ですから、本当は新台を大量導入する店には行くべきではないのです。
しかし、新台大量導入する店ほど人気店であったりします。
これが「客は勝ち負けよりも新台を求めている」という何よりの証拠です。
一方、「新台を導入せずに無駄な機械代をなくし出玉で還元する」というスタイルのもとで営業している店もごく少数ですが存在します。
しかし、それが客に支持されて繁盛しているという話はごく稀であり、大体が営業には苦戦しています。
先ほどの例で言えば、機械代2,800万を出玉で還元できるとしたらかなり調整は甘めになるはずです。
スタート回転数も設定も上げられるでしょう。
新台こそないですが、そういったパチンコ・スロットこそ楽しんで打てる調整と言えます。
ですが、客は新台を求めているのでやはり調整だけでは集客できないんです。
最大の集客手段とは「新台導入」であるというのが業界の常識と言えるでしょう。
しかし、新台導入の乱発について危惧する声は多くのブロガーさんより確認しています。
機械代ばかりが掛かってしまいホールの負担がでかくなると、それはそのまま客の負担となる。
儲かるのはメーカーだけという構図。
このアンバランスな構図が長らく続いているのです。
では、メーカーが新台を開発しなくなったらどうなるでしょうか?
その場合はもっと業界は衰退すると思います。
前述したように実際のところ客は勝ち負けよりも新台を求めているという事実があるわけですから。
そうなると
①新台は必要。
②でもホールでの機械代は抑えたい。
③そしてなるべく客には機械代の回収で負担を掛けたくない。
という三つの条件が浮かび上がります。
業界が衰退の一途を辿らない為にそれを打開する策はあるのか?
実はその打開策があるんです。
続きは明日のブログでお伝えします。