パチンコ店で24万パクられて客に土下座した話 前編
今だから話せる、思い出話シリ~~~~~ズっ!
ってことで、あまりにもクズ過ぎる昔話をしていきたいと思います。
当時の私は、250台規模のとある過疎店のパチンコホールで早番主任として勤務していた。
そして、その日の早番では、私が最も上の立場の人間であり、残りの4人は全員アルバイトスタッフだった。
しかも、その4人は全員が女性であり、面子としては華やかではあるが、率直に頼りないメンバー構成だった。
っていうのも、女性スタッフは基本的に機械トラブルのスキルが低いので、
海物語の玉飛び不良トラブルとか、ジャグラーのボタンがめり込んで押せなくなるトラブルとか、そういったものが起きた際に対応するスキルがないのである(不幸なことに4人とも機械トラブル対応が苦手なスタッフだった)。
だから、早番スタッフの中で男性が私しかいないという状況は、非常に心もとなかったのであるが、オープンから間もなくして事件は起こった。
「クロロ主任!
1コースの両替機が使えない状態となっています!」
以上のようなインカムがスタッフの一人から入ったのだが、私としては、
「何をバカなことを言っているのだ。朝40万セットしたのに両替機が使えないだって!?」
そのインカムを聞いた時に、私は事務所内で、店内カメラで拡大して海物語3の角台に座っている巨乳ギャルの胸元を堪能していたので、若干いらついた気分で1コースの両替機に向かったのだが、マジで両替機に中止という表示がされているんで少々焦った。
っていうのも、朝一40万セットすれば、昼休憩を回す時間帯となる11時までは持つ計算だったのである。
それが、オープンから30分で持たなくなるとは一体何事か?
その為、私は両替機の扉を開けて中を確認してみることにした。
すると・・
「40万が失くなってる・・」
「えっ!?オープンから30分でもう?」
まさかと思い、1万円札の金庫を空けてみると・・
「16枚しか入ってない」
つまり、あれだ。
両替機にセットした40万のうち、24万がパクられたというわけなのである。
幸い万札が入る両替機内の金庫には鍵が掛けられていたのだが、千円がセットされている金庫に関しては鍵が存在しなかったので、両替機の扉さえ開けられれば容易に取り出すのが可能だったというわけなのである。
そして、実際に両替機の扉を見てみると、鍵を回転させた時に扉の上下に飛び出すバーによって扉が固定される仕組みとなっているのだが、扉に若干の歪みが生じていた為に、鍵を回転させた時に扉の下にはバーがうまく飛び出さなかったのである。
それによって、上だけ固定されて下が開いているという、半開きの状態となっていたのである。
つまりはあれだ、遊技台や両替機の開け閉めの際には開閉確認をしっかりやるという、基本動作を怠ってしまったというわけなのである。
「これはヤバい・・」
平社員から、班長~主任と苦労して昇進してきたわけだが、今回の件が公となると「班長への降格処分」となるのは間違いないだろう。
そうなると、給料が4万も下がるうえに、業務に関しても班長が行っているホール業務に変わってしまう。
現在では、主任として事務所でサボりながら巨乳ギャルの胸チラを堪能していたのに、今後はそれができなくなってしまうということなのだ。
それはマズイ。
どうにかしないと・・
To Be Continued