パチ屋で複数のメンバーズカードを所持していたら出玉を没収されそうになった件 中編
前回の記事の続きです。
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パチ屋で複数のメンバーズカードを所持していたら出玉を没収されそうになった件 前編
クロロ店長の悪知恵
某店でメンバーズカード2枚を所持してエナってた私は、失くしてしまったメンバーズカードを再発行した時にそれが店員にバレてしまい、メンバーズカードを1枚に戻さざるおえないという事態となってしまったというのが前回までの話である。
とはいえ、そのホールで今後も効率よく稼ぐのであればメンバーズカードを2枚は駆使したいところではある。
1枚では再プレイ上限が500枚までだが、それが2枚ともなると上限が1000枚までに膨れ上がる。
この差は大きいであろう。
当時、エナっていた鉄拳3や蒼天2のように、天井が低い機種であればそれほど関係はないのだが、ハーデスやアラジン2のように天井が深い台となるとメンバーズカード2枚は必至である。
これは何としてでもメンバーズカード2枚は保有したい。
私は、自分の店の営業をそっちのけにして、メンバーズカードを2枚保有することに関して、全頭脳を集約させて考え抜いた。
そして、その結果以下の作戦を思いついたのである。
ズシにメンバーズカードを作らせる作戦
当時は隣町のとあるスロ専で、ズシという男が社員として働いていたのだが、ズシに関しては元々は私の法人でアルバイトとして働いており、私の部下だった。
その為に、そのスロ専で偶然出くわして一緒に飲んだこともあったのだが、それは当時の1年ほど前の話である。
※その時の詳細は以下の記事をご覧ください
某パチンコ店の社員との話
とにかく、私は彼の連絡先を知っていたので、彼にメンバーズカードを作ってもらおうと思って連絡したわけである。
幸い、私が通っていたマイホはベタピン放置のボッタクリ店だったので、ハイエナ稼働をしないズシはまったくそのホールに行ったことがなく、メンバーズカードを所有していなかった。
その為に、メンバーズカードを作ってもらいそれを5000円で売ってほしいという私のお願いに対して、二つ返事で引き受けてくれたのである。
その数日後に、私とズシはマイホの駐車場で待ち合わせた。
その後、ズシにメンバーズカードを作ってもらい、5000円と引き換えにカードを受け取って終了となったので、それで目的達成ということになったのだが、いかんせん閉店間際にいきなりやってきてメンバーズカードだけ作って帰ったので「若干不審に思われたかな・・」という悪い予感はしていた。
いきなりカードが使えなくなる!?
んで、その後は2枚のメンバーズカードを駆使して効率よく稼いでたんだけど、7000枚貯まったあたりでズシに作ってもらったカードが使えなくなったのである。
「もしや2枚使っているのがバレたか!?」
状況としては再プレイする際に、台間サンドの挿入口にカードを入れて、暗証番号を押した後に再プレイボタンを押すのだが、その瞬間にエラー表示が発生してしまうというものだった。
私は考えた。
おそらく、店員から目を付けられていた為に、2枚カードを所有しているのがバレてしまい、その結果として片方のズシのカードを止められたのではないだろうか?
ホルコンでの操作により、メンバーズカードにロックを掛けて使えなくすることができるのは私も分かっていたので、そのような処置をしたのだろうと思ったわけである。
しかも、私の場合はカウンターの女性店員にメンバーズカードを2枚持っていたことが先日の再発行の時にバレているので、そこから要注意人物として主任などにマークされていた可能性もある。
「こいつはヤバい!」
7000枚も貯めたカードが使えなくなったというのでは、シャレにならんだろう。
かといって、ズシ名義で作ってあるカードを私自身がカウンターに持っていって「使えないんですけど・・」みたいな申し出ができるはずもなく、こうなるとズシを呼んで対応してもらう他ない。
私はズシにLINEを飛ばした。
以上のようなやり取りで、後日ズシにメンバーズカードからメダルを換金してもらうことになった。
すると、その後ズシから以下のようなLINEが届いたのである!
詳細を聞くとCR燃える闘魂アントニオ猪木で、嫁から預かった金を使ってしまったということだったのである!
こいつ・・、この期に及んで金を貸してくれだと・・。