ゴールデンウィーク期間中のパチンコ店は出るのか?2018年度版
今年もゴールデンウィークが近づいてきたってことで、ゴールデンウィーク期間中のパチンコ営業の記事を書いてみました。
(ってか、すでにゴールデンウィークか)
変化する繁忙期の営業
つい2~3年前のパチンコ業界においては、正月・ゴールデンウィーク・お盆の3大繁忙期は超絶なる回収が義務付けられており、この期間で利益を取りこぼした際には、会議にて営業本部長から灰皿が飛んでくること必至だったわけだが、それが近年変わってきているのはもはや常識である。
ちなみに、当クソブログにおいては過去にもゴールデンウィークの営業考察記事を多数書いてきた。
5月5日にジャグラーは出るのか?
2015年5月4日
ゴールデンウィークの設定状況について
2016年5月24日
「もうすぐ5月5日」 5のつく日やゾロ目の日にアツいホールはどこか?
2017年4月27日
以上のように、毎年ゴールデンウィークに関する記事を書いてきており今回は4回目である。
そして、パチンコ業界はこの数年間で大きな変化を遂げているので、間違いなく今回の記事においては過去のゴールデンウィーク記事とは異なった内容となると思われる。
2018年ゴールデンウィークの営業の傾向
傾向は以下の4パターンに分かれる。
圧倒的地域1番店
【傾向】
・AT~ART機はオール1
・ジャグラー以外のAタイプはオール1
・ジャグラーは1or2
上記の配分でゴールデンウィーク期間中に営業される。
地域1番店だが脅威となる2番店が存在している
【傾向】
・AT~ART機はオール1
・ジャグラー以外のAタイプはオール1
・ジャグラーは1or2
基本、上記の配分だが旧イベント日だけ雑誌イベントに絡めて甘めに営業する。
例えば旧イベント日が3のつく日だとすると5月3日だけ出すことになるが、脅威となる2番店においても旧イベント日が3のつく日だとすれば信頼度はさらにアップする。
地域2~3番店
【傾向】
・AT~ART機はオール1
・ジャグラー以外のAタイプはオール1
・ジャグラーは1or2
基本、上記の配分だが旧イベント日だけ雑誌イベントに絡めて甘めに営業する。
例えば旧イベント日が3のつく日だとすると5月3日だけ出すことになるが、競合店においても旧イベント日が3のつく日だとすれば信頼度はさらにアップする。
地域4番店以下
【傾向】
・AT~ART機はオール1
・ジャグラー以外のAタイプはオール1
・ジャグラーは1or2
開き直ってゴールデンウィーク期間中はすべての営業日を回収に走る。
数年前の繁忙期は全期間が大回収祭となっていたが、最近のトレンドとしては「基本回収だが、1日だけ見せ場を作る」といった営業である。
昨今の遊技人口の減少により昔みたいに繁忙期に大回収をしてしまうと、そのしっぺ返しが繁忙期明けにやってきて稼働が一気に落ち込むという現象が見られるようになった。
その為にも、ゴールデンウィーク期間中に客の財布を痛めつけるのはほどほどにして、繁忙期明けも来店してもらえるようにするという考え方がこの業界に芽生えてきたのである。
それでいて、昨今の雑誌イベントバブルがその状況に拍車をかけた。
「でちゃう」「スタレポ」「スロステ」「オフミー」「ニコナナ」「ゴトー軍団突撃大作戦」といったような、媒体によってゴールデンウィーク期間中であるのにも関わらず世のパチンコ店ではイベントで溢れており、開催するからにはゴールデンウィークといえどもそこそこ設定は入れなくてはいけないという事態となっているのである。
まあ、以上のことはユーザーにとってはかなり恵まれた環境といえよう。
まとめると、「圧倒的地域1番店」や「地域4番店以下のホール」には注意が必要だが、ゴールデンウィーク期間中でも旧イベント日が期待できるホールであれば、シャレで行っても良いという環境となっているのである。
繁忙期でも出すという洗脳
繁忙期でも全期間回収をするホールは減ってきたというのは、ここ2~3年の話である。
これが20年前となれば、繁忙期は全期間回収して当たり前という営業であったわけだが、その20年前においても
「お盆は出さないという固定観念があるかもしれないけど、最近のパチンコ店はお盆期間も関係なく還元しているホールも多いんだよ」
と当時の上司に言われたことがある。
もちろん、その上記の言葉は店員を洗脳する為の嘘八百だったわけだが、その実態は以下の記事にぶっちゃけて書いてあるのでぜひ読んでいただきたい。