メーカーは弱小店舗は潰れてしまえと思っている件 パチンコ業界
先日、某グループ店の知り合いのパチンコ店長と飲みに行きました。
ご存知のとおり現在は、リアルボーナスを高確率で連チャンさせるゲーム性を実現したリノが話題となっていますが、この台に関しては5000台と少台数での販売のために、機歴(要はメーカーとの付き合い)がないと売ってもらうことができません。
その為に、うちの会社では無双OROCHIやアラガミといったクソ台を無理して購入したのでどうにか12台ほど売ってもらうことができたんです。
しかし、今回一緒に飲んだ店長は合計3店舗程度の弱小グループ店で働いているので、機歴についていくだけの資金がなくリノを買うことができませんでした。
そればかりか、ユニバーサルからハナビマットブラックverを3店舗で20台買ってほしいと要求されているとのことでした(もはや脅し)。
ご存知の通り、ユニバといえばパチスロ業界では沖ドキ・バジリスク・ハナビのヒットで今ノリにノッているメーカーですね。
ユニバはほとんど金を掛けずにハナビブラックを開発しそれを強制的にホールに販売しようとしているとのことでした。
ご存知のとおり、ハナビブラックはハナビと同じスペックなので開発費はほとんど掛かっていなく大儲けするってわけです。
そして、当然ホール側もハナビで十分なので今更ハナビブラックなんて欲しくない。
本当は買いたくないわけなんですけど、断ると今後登場する新台(まどか☆マギカ2など)を売ってもらうことができないのでしぶしぶ買うしかないわけです。
そうなってくるとキツイのは資金力のない弱小ホールで、ハナビブラックが買えないから新台を打ってもらえない=集客できないという悪循環に陥るわけですね。
その店長はこんなことを言いました。
「メーカーは機歴の付き合いに耐えられない弱小店はいらないと考えている」
その後、その店長は今後自分の務める法人も先がないから転職を考えていると話していました。
実際に機歴に付き合えない為にユニバから度々嫌がらせを受けているようなんですよね…。
増台目的で、中古機でバジリスク絆を6台購入したんだけど、台の納品前のメーカーの基盤検査を通過するのに半年も掛かったと話していました。
増台目的でバジリスクを購入したのに実際にホールに入るのが半年後というのは痛すぎるでしょう(^^;
メーカーの基盤検査なんて本来もっと迅速に終わるものなのですが、機歴がないので後回しにされているのだと思います。
とにかくメーカーは汚い手を使って儲けようとしてきます。
そして、ホール側は無理して新台を大量購入し、客から機械台をむしり取らざるおえない。
結果として、客はホールに金をむしり取られる。
このような悪循環ができあがってしまっているのが今の現状ですね。
参考文献:パチンコ業界で暗躍する業者の真相