パチンコ店の女性スタッフに笑っちゃうほど嫌われた話 中編
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パチンコ店の女性スタッフに笑っちゃうほど嫌われた話 前編
ベテランアルバイト マチ
その店舗にはベテランアルバイトのマチというバツイチ子持ちの女性がいました。
歳は23歳ですが、もう3~4年働いているので一通りの作業はこなせます。
まあ、このようなベテランアルバイトは必ずどこの店舗にも存在しているものです。
ちなみにマチは、女性では若干背が高めで見た目も可愛い感じでした。
普通に歩いていたら見惚れてしまう女性ですね。
で、転勤後はマチを含む合計6人のアルバイトと可もなく不可もなく働いていたのですが、マチとは徐々に上手くコミュニケーションが取れなくなる雰囲気を感じていました。
それっていうのは、マチ自身も今の店舗で3~4年働いているベテランアルバイトなので、自分の仕事の形が出来上がってしまっているということにあります。
そういった所に転勤してきた自分が色々と要求をして改革を重ねていくものですから、当然煙たがるわけですね。
「今までのやり方が楽だったのに、何でこんなことするのー」
実際に口には出しませんが、そういったことを感じることは多かったんだと思います。
ベテランアルバイトほど店舗の改革に邪魔なものはない
これはパチンコ業界で働いている人であれば誰もが感じたことがあるハズです。
パチンコ店は往々にして変化を迫られることがあります。
それは、営業だけでなく接客や業務においても当てはまります。
では、それらを変えたい時に障害になるものは何か?
それが「ベテランアルバイト」なわけです。
ベテラン社員であれば、一応は社員なので余程ひどいパターンでない限り変化に付いてきてくれます。
しかし、アルバイトとなると社員ほど意識が高くない為に、特に今までのやり方が身に染みてしまったベテランアルバイトは、変化に対応できない。逆に反発するという特性があるのです。
まあ、分かりやすく言うと“一種の老害”ってヤツですね。
そういうこともあって、その状況をどうしても変えたい時に即効性があることは何かというと
「人を入れ替える」ということとなります。
もちろん、現状のアルバイトをクビにして入れ替えるということは法律上問題があるので、アルバイトを他の店舗に移動させるなど何らかのテクニックが関わってきますが、ここでは割愛します。
アルバイト3人を呼び出してヘアカラーを注意
まあ、そういうこともあってマチとはギクシャクしてたんですけど、ある日アルバイト3人の髪が規定よりも明るいから注意したことがあったんです。
3人のアルバイトを洗濯室に呼んで、規定よりも髪の毛が明らかに明るいから直すようにと話しました。
で、その3人のアルバイトにはマチもいました。
その時の3人は特に反発することもなく素直に聞いた感じでしたが、マチと自分との関係はますます険悪なものになりました。
というか、ぶっちゃけその時は険悪なのに気づいてなかったんです。
当時はガムシャラに働いていたので、マチとの関係なんてそんなに深く考えてなかったんですけど、日を追うごとに「俺のこと嫌ってるな・・」って感じるようになったわけですね。