パチスロライターが業界を救う!本音と裏話 第2話
昨日のブログの続きです。
過去記事はこちらからどぞー。
パチスロライターが業界を救う! 第1話
カイア右京店の店長との会話
「ふーーーーん。ゴレイヌ君っていうんだ」
「君はパチスロライターというとYou Tubeとかブログとかやっているのかい?」
「いえ。実は何もやってないのです。最近は知人に影響されてブログでもやろうと思ってるんですけどね」
結論から話すと、来月末にジャグラー増台を主軸としたリニューアルがあるので、リニューアル翌週の週末の稼働が垂れてきたタイミングでライターとしてジャグラーを実戦して欲しいとのことだった。
そして、その為に以下の条件を課された。
その条件とはブログを開設するということである。
「あーーー、別に毎日更新しなくてもいいよ。
とりあえず、アメブロのアカウントだけ作ってテキトーにジャグラー系のブログタイトル付けて」
かくしてゴレイヌはアメブロの開設を条件として、パチスロライターの実践取材を引き受けることとなった。
もちろん彼は無名ライターであるのでノーギャラである(ただし交通費のみ支給された)。
ゴレイヌのジャグラー三昧
貯金を下ろしてパソコンを購入しインターネット契約を結ぶと、さっそくアメブロのアカウントを作成しブログを開設した。
タイトルは「パチスロライター ゴレイヌのジャグラー三昧」である。
当然、ブログはアメブロランキングの地を這う結果となり全くアクセスは上がらなかったのだが、とりあえず開設したのでそれで問題なかった。
また、開設後はすぐにカイア右京店の店長にブログのURLを報告したところ、ブログはそれで十分だからできる範囲で更新するように言われた。
そしてそれから数日後、実践取材の日が近づいた。
ちなみに、カイア右京店のスケジュールとしては9月27日にリニューアルオープンとなるので、10月1日と8日の週末2日間に実践取材をやって欲しいとのことだった。
その為に、店長からは9月末に以下のような内容の記事をブログ内で書くように指示があった。
10月1日は超激アツ!
間違いなく鉄板で設定6がジャグラーに超大量に入ると思うよ
\(^o^)/
その日は前日閉店後から
テント持って開店まで並びます!!!!!!」
「このような一文を書いてくれるかい?」
ゴレイヌは驚いたような表情で言葉を返す。
「ええ・・。大丈夫ですけど、前日は本当にテントで並ぶのですか?」
店長は答える。
「ハハハハッ!
別に並ばなくてもいいよ。これも1つのパフォーマンスさ。
テントはこちら側で用意しておくからいい。
別に深夜から客が並ぶわけではないから、君は朝7時くらいの適当な時間に来てテントの中に入ってくれればいいよ」
「・・は・はあ」
ゴレイヌが狐につままれたような表情で頷くと店長は続けて話す。
「あとは、先ほどの文章の重要な点だけど最後にビックリマーク(!)を6個付けることが重要だよ。
これを見た時にお客さんは設定6が入っているんじゃないのかと思ってくれるんだよ」
以上のような打ち合わせが終了すると、ゴレイヌは9月末に自身のブログ内で上記の言葉で記事を書いた。
一方、店長は爆サイにてそのブログの記事を拡散させた挙句、店内の客にもそのブログの記事のURLをばら撒いた。
そして10月1日を迎えた。
実践取材当日
朝の並びは想像の斜め上を超える人数となり、10月1日の営業はスタートから大成功となった。
当然合計40台に増台したメイン機種のニューアイムジャグラーは速攻で満席となった。
一方、テントで先頭に陣取っていたゴレイヌはノーギャラかつガチ実践だったのにも関わらずメイン機種のニューアイムジャグラーを取ることは禁じられていた。
「増台したニューアイムジャグラーは一般のお客さんに打たせたい。
君はそれ以外のジャグラーを打ってくれないかい?」
正直、ニューアイムが最も期待できると思っていたので、それを禁じられてしまったのには残念だったが、一応ジャグラーを推しているので他のジャグラーも期待できると思った。
また、これも店長に指示されたことであるが、カイア右京店では5の付く日が特定日(イベント日)なので末尾5がアツイということをブログに記載するように言われたのだ。
その為、ゴレイヌはニューアイムが打てないのであれば、マイジャグかファンキージャグラーの末尾5を打てば勝てる可能性がアップすると思った。
「ようし!当日はファンキージャグラーの205番台を狙うか!」
そのような感じで当日実践したわけであるが、昼過ぎにはニューアイムの島内には不穏な空気が流れた。
というのも6大量投入とはかけ離れた合成確率の台が目立ったからだ。
もちろん、ヒット回数が付いている台は多々見受けられたのだが、流石に6大量投入というほどではなかった。
では、その一方でニューアイム以外のジャグラーはどうだったのか?
撃沈である
疑惑
実践取材においてのゴレイヌの出費は7万円に及んでしまった。
当然、現場で店長と話をするわけにはいかないので、アパートに戻ってから店長に電話を掛けた。
「今日のニューアイムを狙ったお客さんは、期待したほどではないと残念がっておりました。
配分はどのような感じだったのでしょうか?」
「ニューアイムは設定3と5の折半だね」
「えっ!?じゃあ、その他のジャグラーは?」
「全部1だよ。末尾5だけ2だけど」