パチンコ店であった超絶パワハラ上司の話 前編
私が主任だった時代に、殺してやりたいと思ったほど嫌がらせを受けた上司は複数人存在しますが、その中でも特に酷かった奴を紹介しようと思います。
パワハラ副店長レオル
歳は私と同い年です。
ただし、私は早生まれなので学年は向こうが1つ上となります。
このレオルとは非常に働きずらかったですね~。
とにかく性格が、すべて私と正反対だったのです。
初めて会ってから最初の1ヶ月くらいは問題なかったのですが、それを過ぎたあたりから完全に苦手意識を持ってしまい、めちゃくちゃ働き辛くなってしまいました。
閉店後のある出来事
ある日、閉店後に当時主任だった私と、副店長のレオルとの2人となりました。
一通り作業が終わったのでアルバイトと他の社員は先に帰して、私とレオルが釘調整や設定変更をやっていたわけです。
そして、その日は釘調整や設定変更の量が多かったので、帰るのも遅くなってしまうということでレオルはイライラしていました。
すると作業中に、私の仕事の進め方や普段の行動が気に入らなかったらしく、いきなり説教が始まったわけです。
「何年今の地位で働いているんだ?それでいいのか?」
「お前いまいくつだ?早い奴だと24くらいでお前の地位と一緒のやつがいるんだぞ。どう思う?」
「お前の欠点は“人間性”だ」
「俺は上司だ。屁理屈はいらない“はい。わかりました”という言葉しか求めてない。」
こんなことをパチスロの設定変更の途中にわざわざ中断させられて、設定キーと帳票を持ったままの状態で延々と説教されていました。
流石にその時はブチ切れそうになったけど、そこはこらえたというか、報復は後のタイミングでもできるのでここは一先ずこらえようと思ったわけです。
上司と部下との相性
職場においては不特定多数の人間が一緒に仕事をするので、必ず合わない人間が存在します。
それっていうのは、上司だけでなく同僚や部下も同様です。
実際に私は、上司・同僚・部下すべてにおいて合わない人は存在したし、悩みも絶えなかったです。
しかし、今回のレオルにおいては現状の20年以上の勤務において最高クラスの悩みの種となりました。
とにかく、レオルとは合わなかったわけです。
一言でいうと性格がすべて真逆でした。
私は行動派だけどレオルは慎重派
私は革新派だけどレオルは保守派
私は大雑把だけどレオルは几帳面
私はのんびり系だけどレオルはオラオラ系
私はセミプロだけどレオルは養分
2人の一致するところは何一つありませんでした。
しかし、共通点がなかったとしてもそれで上手くいかないというものではありません。
自分とは正反対の人間とも正反対だからこそ仲良くなるというパターンもあります。
でも、レオルと私は上手くいきませんでた。
レオルの言動
ここでレオルの言動について、いくつか例に挙げてみましょう。
レオルは新しい試みなどを否定するタイプの人間でした。
周囲の人間が何か斬新なアイデアを考えても、それを否定から入りダメ出しすることが大好きな人間です。
常に後ろ向きでネガティブな発言が多く、何かに挑戦しようとする人に対して警告し、失敗すると「やっぱり俺の言った通りだろ」「そうなることは初めからわかってた」といって優越感に浸るといったことを日々繰り返している感じです。
その一方で、自ら新しい何かを考えて行動するということはないので、挑戦しない分ミスも少ないという特徴があります。
その堅実さこそが彼の特徴であり、ある種評価されてきたところなのです。
まとめると、いつも無難な立ち回りしかしていないのでミスが少ないということでイノベーションを嫌い、それをしようとする人間を否定することによって、自らの存在価値を高めているといった特徴のある人間だったわけです。
そういった理由で、行動派の私は常に否定され続けていました。
mixiで悩みを相談
しかしながら、流石に設定変更中にレオルに言われた言葉には、怒りがこみ上げてどうにもならなくなり、SNSで相談することにしました。まあ、相談というか誰かに聞いて欲しかったという部分が大きいですね。
当時、私はmixiというSNSをやっていて、その時に非常に博学で論理的にものを考えられる大学の研究員の知り合いがいたのです。その人に相談することにしました。
以下がその方と私とのメッセージのやり取りです。
長文ですが、現物のがリアリティが出ると思ってそのまま掲載しました。
一部身バレに繋がるコメントは塗りつぶしてありますが、どうぞご覧ください。
以上がSNSで相談した内容です。
そういうわけで、私は以下のボイスレコーダーを購入し、あわよくばレオルのパワハラ発言を録音するチャンスを伺って仕事することにしました。
ottostyle.jp ボールペン型ICボイスレコーダー大容量8GB 192kbpsの高音質 リモコン付イヤフォン付属/軽量小型