パチンコ業界に就職するメリット・デメリット
今回は質問にお答えします。
いつも楽しくブログを読ませて頂いてます。
私は半年前にスロットを覚えて以降
身も心も財布(生活費)もボロボロになりながらスロットに熱中する日々です。
現在、フリーターでコンビニ夜勤のアルバイトが終われば開店待ちというのも珍しくない日々を送っていました。
しかし、最近生活を圧迫するほど負けが込みここ最近は全く打ちに行けず(資金がなく)、今までスロットに充てていた時間で掛け持ちアルバイトをしようかと思っています。
前置きが長くなりましたがここからが本題です。
最近顔の広い知人(Aさん)から観光系グループ企業のパチンコ店の社員のお誘いを受けました。
なにやらその店舗の主任さんと知り合いらしくその主任が人員募集でいい人がいないかとAさんに話を持ちかけていたみたいでその話を私に紹介して頂きました。
フリーターの私には正社員で働ける願ってもないチャンスです。
しかし、パチンコ業界のことを私自身全然知りませんし、知っている知人もいません。
待遇が…
週休二日シフト制で割りと休日希望が通りやすい。
初任給30万
福利厚生バッチリ
とのことでした。
私としては初任給30万もあるのはかなりの疑問で何か問題があるのか、もしくはかなりのハードワークなのか…
そもそもスロットを打ちに行っていても店員さんがどんな仕事をしているのかわかりませんし、すごく悩んでいます。
そこでクロロ店長にお聞きしたいのは、
・パチンコ店員(社員)の仕事内容
・パチンコ業界の初任給の平均
・パチンコ店員をしていて辛いこと
・パチンコ店員をしていて楽しいこと,やりがい
などを教えて頂ければ幸いです。
長々とお目汚し失礼いたしました。
ご質問ありがとうございます。
パチンコ店社員のお誘いの話は悪くないですね。
フリーターよりも将来的な期待値があるのは明らかです。
主任や店長になれば周囲の友達よりも高い給料をもらうことが可能です。
今の御時世、平均年収が従来の500万から300~400万に下がりつつあるといったような厳しい時代ですから、それと比較するとパチンコ業界の給料はまだまだ高い水準にあります。
それでは、質問にお答えしますね。
【質問1】パチンコ店員(社員)の仕事内容
入社初期の時期は95%接客&清掃といえます。
事務作業はほとんどありません。
【質問2】パチンコ業界の初任給の平均
平均23万くらいになると思います。
これは他の業種よりも高い数字であり、そこに魅力を感じて入社する人は多いです。
【質問3】パチンコ店員をしていて辛いこと
私は接客業が嫌いだったことと、仲間とのチームワークで働く仕事が苦手だったので、そこが一番辛かったです。
【質問4】パチンコ店員をしていて楽しいこと,やりがい
ハッキリ言って、最初の1~5年間は楽しいことはほぼありませんでした。
しかし、6年目くらいから仕事で楽しいと思える瞬間が少しづつ多くなってきました。
これは人それぞれの向き不向きによるものだと思いますが、私の場合は色々と考えて動く仕事が好きだったので出世に伴いそういった仕事を任されれば任されるほどそれを楽しめるタイプの人間だったのだと思います。
その一方で、入社後初期の段階でやる仕事はあまり考える余地がありません。
もちろん、厳密には考えるのですが、基本的に“上からの命令をそのまま正確にこなす”といったスキルが求められると思います。
私はそのような作業が苦手だった為に、初期の段階では仕事を楽しむことはできませんでした。
もちろん、私とは逆で「初期の仕事は楽しかったけど、そこからポジションが上がるに連れて仕事が苦しくなった」というタイプの人も多いと思います。そこは人それぞれですね。
パチンコ業界のメリット・デメリット
最後にパチンコ業界のメリット・デメリットをまとめます。
メリット
・給料が高い
あまり好かれない業種なので給料を高めに設定しないと求人が入らない。
・環境
ホールや事務所での業務なので、夏はクーラー・冬は暖房を作動させており快適です。
・健康
健康面のメリットとしては、常に動く作業である為にほどよい運動となります。
例えば、座りっぱなしの事務作業や長距離運送業などは運動不足になりがちですが、パチンコ業界では常に動いていることが多いので運動不足に悩まされることはありません。
・職場に女性が多い
5~6割くらいが女性であり、人妻の清掃員やコーヒーレディのお姉さんも職場にいるなど華やかです。
故に店長が不倫して解雇という例も少なくなく、恋愛関係のトラブルは多い。
・職場の年齢層が若い
10代後半や20代前半の男女が多くアルバイトで入社します。
ただ、個人的には年齢層が高い職場の方が落ち着くので私にとってはデメリットといえます。
デメリット
・ボーナスが安い
ボーナスは基本的に基本給をベースとして金額を決定しますが、パチンコ業界では基本給を低く設定して、その他の手当を高めにしている企業が多く、その為にボーナスは安い傾向にあります。
・退職金が安い
一般的には大卒の管理・事務・技術職系で平均1900万。しかし、パチンコ業界では店長クラスでも500万程度と圧倒的に安いです。
・環境
騒音や煙草の煙が苦手という人はキツいかもしれません。
・職業病
玉を運ぶので腰痛が最も多い職業病です。
ただし、最近は各台計数機のホールも増えてきたので、そのような場所であれば問題ないでしょう。
・交代制
早番であれば8時~17時。
遅番であれば16時~1時といったような勤務形態が一般的。
最初は慣れませんが、私は2~3ヶ月で慣れました。
しかし、交代勤務には循環器疾患、虚血心疾患、高血圧、糖尿病、消化性潰瘍、リズム性睡眠障害等の健康に対する影響が懸念されるようです。
ですので、私自身は今は平気でも実は2交代制をこなしていること自体が知らず知らずのうちに寿命を縮めていると言えなくもありません(今はエリア長なので一般サラリーマンに近い勤務形態ですが)。
・繁忙期に休めない
繁忙期が最も人手が欲しい業種である為に、正月・GW・年末年始などのまとまった休みが取れません。
さらに土日も80%以上は出勤となります。
そもそもシフト制であれる為に、一般企業のように年末年始やGW期間などの一週間くらいのまとまった休みが存在しないので、バカンスというものが存在しません。
元々シフト制というものは自分が休みの日は他のスタッフが出勤となる為に、長期の休みは取りづらいシステムなのです。
その為、連休は良くて2~3日間程度を年間2回くらいしか取れません。
・世間体
未だに一部の人には悪いイメージがありますよね。
私は1ミリも気にしてませんが、そこを神経質に気にしてしまう人は初めからやらない方がいいでしょう。
メリット・デメリットはこんなところです。
個人的には接客&パチンコ・スロットが好きという人であれば最強に向いていると思います。
また、パチンコ・スロットに興味なくても接客が大好きという人であれば問題ありません。
やはり根本的には接客ですので、それが嫌いという人は初期の私のように苦労すると思います。
あ・・そうそう。
入社するのであれば基本的に大きい企業のがいいと思います。
中小企業だとブラックが多いので危ないです。
それに関してはこちらの記事がとても参考になりますのでご覧ください。
超絶ブラック企業のパチンコ店【その1】
- ▼パチンコ業界の就職状況
- ▼パチンコ業界で働くジレンマ
- ▼パチンコ店のシフト管理
- ▼パチンコ業界の離婚率
- ▼パチンコ店にはなぜバツイチの女性スタッフが多いのか?
- ▼高学歴ほどパチンコ業界では出世するのか?
パチンコ業界に興味のある方の参考になればと思って書きました。
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