パチンコ店で必要のないサービス・接客 13選
私は業界人として、日々パチ屋のサービス向上において考察しているわけだが、このサービスはパチ屋において必要ないんじゃないかっていう13選を考察してみたので、どうぞご覧あれ。
パチンコ店で必要のないサービス
その1 過剰な挨拶
「いらっしゃいませ~!」
「こんにちは~!」
すれ違う度に挨拶を繰り返されるのはウザい。
その2 島内に入る際の一礼
これをやっているホールはほぼないと思うが、昔は島内に足を踏み入れるたびに、立ち止まって一礼するなんてことをやっているホールがかなり多かった。
例えば、客に呼ばれて島内に足を踏み入れる際に、一度立ち止まってお辞儀してから島内に入るわけである。
それ以外でも、その島内にて現金回収や台回りの清掃を始める際にも、お辞儀をしてから作業に入るケースが多かった。
なんでこんなことをやるのかというと、
「島内はお客様の遊技空間なわけだから、そこに足を踏み入れる際には、一礼するべき」
といった考えに基づくものだった。
その3 新台案内の声掛け
メルマガにも書いたけど、
「新台を稼働させる為に、入店してきた客にエントランスや中央通路で案内しろ!」
なんて無茶を言う店長が過去に存在した。
つまり、入店した瞬間に、中央通路に位置するスタッフが、
「新台はこちらです!いかがですか~!?」
なんて声を客に掛けるわけです(ポップを持ちながらというケースもあり)。
こんなサービスはウザいだけ。
打とうと思っていた新台も打つ気が失せる。
で、挙句の果には、遅番で出勤してきた店長が、
「なんで今週導入した水戸黄門3に空き台があるんだ!
お前らちゃんと案内してねえだろ!」
なんていって、社員を叱りつけるわけです。
いやいや、そんなクソ台どうやって埋めろというのか。
しかも、平日の昼間という全体稼働が低い時間帯に。
その4 煽りマイク
あまりやってるホールは少ないと思うが、煽りマイクとかウザいって人は多いのでは?
ただし、オリエンタルパサージュ系列などでは、特定の機種をアピールするだけでなく、具体的な設定値を謳ったりしているケースもあるので、非常に好感が持てる(ほぼガセだが・・)。
その5 空き缶回収
空き缶を勝手に回収されるのがイヤって人は、けっこう多いのでは?
っていうのも、他人に飲み物を触られるのは気持ち悪いし。
だからその為に、
「回収してほしい空き缶などはこちらに置いてください」
なんていうトレイを遊技台上のスペースに置くホールが増えましたね。
今でも憶えているのは10年以上前に、定年迎えたホール社員が、その後清掃員として働いていたんだけど、
そのオッサンがスロットコーナーの客のジュースを手で触って中に入ってないか確認してから、回収していたもんだから、それを嫌がった若いあんちゃんが、
「オジさん。俺、ジュース触られるのが嫌だから、回収して欲しい時は、ジュースの空き缶を横に倒しておくようにするよ」
といったことを話したということだった。
で、その件はオッサンが終礼で報告していたのだが、
「客によって対応を変えるなんて面倒なことやってられません」
とブチ切れていた。
今では考えられないことだがw
その6 コヒレの巡回
生まれてこの方、一度もコヒレからドリンクを買ったことがない私にしてみれば、毎回メニュー表を突きつけられるのはウザい。
その7 JCでのイベント案内
「明日は◯◯がオススメです!」 とか、
「明後日の新装開店は◯◯が導入されます!」 とか、
ウザがる人は多そう。
その8 JCでのおしぼり手渡し
必要であれば自分で取るので、わざわざ渡してくれるサービスなど必要ない。
むしろ、必要でないのに渡された時は、客も戸惑ってしまうわけだし経費や地球資源の無駄になる。
一度あったのは、15年くらい前にJCで布おしぼりを渡してたんだけど、渡す際に手が滑っておしぼりを床に落としてしまったということがあった。
で、その場合は新しいおしぼりを渡すのが当たり前なんだけど、落ちたものを捨てるのはもったいないという教育を親から受けていた為に、当時の私は瞬時に落ちたおしぼりを拾ったあとに、そのまま客に手渡してしまったなんてことがあった。
当然、客は苦笑いしておしぼりを使わずにそのまま私に返したわけだが、優しい客だったので良かったと思う。
これが通常の客であればドヤされていたことと思われる。
その9 呼ばれる前の箱上げ
昔、打っている客の膳板のドル箱の玉の量が残り少なくなったら、
「後ろの玉を一箱お上げしますか?」
という、呼ばれる前の声掛けをやることによって、パチンコ客の滞在率を少しでも上昇させよう、なんて寝ぼけたことをほざいていた主任が存在した。
遊技中の客に必要以上に声掛けすべきではないという基本概念を無視した独りよがりな接客である。
あと、その主任は、
「事前に空箱を渡すという攻めの接客をすることによって、呼び出しランプで呼ばれる回数が減る」
とも話していたのだが、それをやることによって、スタッフの注意が呼び出しランプから膳板のドル箱にいってしまい、その為、呼び出しランプに対する反応が遅れるという本末転倒の事態となってしまったのである。
その10 呼ばれる前の箱渡し
これも前の項目と一緒。
パチンコを打っている客の膳板の箱にある玉の量や、スロットを打っている客の下皿のメダルの量を絶えずチェックして、あふれそうと思ったら店員が勝手にやってきて「箱お使いになりますか?」 というアレだ。
私の場合は下皿のメダルがあふれそうになった時に、席を立って島端にある空箱を取りに行く瞬間が至福のひとときなわけで、その楽しみを奪う箱渡しサービスを私は断じて許さない。
もし、そのサービスをやられた場合には、その人がガッキー似の激カワ店員であったとしてもブチ切れると思う。
その11 ジュースやタバコのお届け
特に、低玉低スロ専門店でやってるイメージが強いが、これはまさに愚の骨頂。
例えば、稼働200人のホールをスタッフ4~5人で見ている状態で、このサービスをやってしまうとスタッフはてんてこ舞いとなる。
呼び出しランプで呼ばれてタバコ交換と言われて、玉カップ渡されて、それをJCで計数して、カウンターまでタバコを取りに行って、それを客に届けるという、この一連の動作がマジでヤバ過ぎる。
結果として呼び出しランプには遅れるは、玉流しは待たせるは、挙句の果てにはタバコが届くのが遅いはと客にブチ切れられるのが、目に見えている。
こういったサービスを考案する奴は、サービスの本質が分かってない。
その12 ビニール傘貸し出し
これもまあ必要ないかな・・。
経費がもったいない。
結局それが巡り巡って客から回収されるわけだから。
そういえば、傘の貸し出しサービスで面白いエピソードがあるんだけど、これは話が長くなるんで後ほど別の記事で公開します。
その13 スカートの丈が短い
制服デザインのスカートの丈を短くして(またはホットパンツなど)、客の目を惹かせようなんてことを考える法人も多いけど、これも不快に思うよね。
私は、マルハンやニラクのような落ち着いた感じの制服が好きなので、パンツが見えそうなスカート丈や、肌の露出が大きいホットパンツの制服などは不快に思う。
特にスロットコーナーの島端で、メダル回収ボックスを運ぶ際にかがむ瞬間が許せない。
アンケート
営業の接客・サービスにおける参考とさせていただきます。
良きアドバイスを宜しくお願い致します。
それにしても・・
以前のDステの制服はいいですね
(^^;
プロ野球の復刻版ユニホームデーみたいな感じで、今度、昔の制服で期間限定にて営業してください。
で、その日は復刻版制服デーということで、海物語3復刻版と牙狼復刻版の全台をヘソゲージ12.75で運営よろしくお願いしますm(_ _)m