パチンコ店の女性スタッフに笑っちゃうほど嫌われた話 考察
全3話に渡って「パチンコ店の女性スタッフに笑っちゃうほど嫌われた話」を連載してきました。
それでは今回は番外編ということで、今回の話について考察したいと思います。
過去記事は下記のURLからご覧ください。
・パチンコ店の女性スタッフに笑っちゃうほど嫌われた話 前編
・パチンコ店の女性スタッフに笑っちゃうほど嫌われた話 中偏
・パチンコ店の女性スタッフに笑っちゃうほど嫌われた話 後編
クロロとマチはどちらが悪いのか?
今回の出来事に関して、どちらが悪いのかを考えるのはナンセンスでしょう。
お互いがギクシャクするのは両方に問題があるからで、片方が一方的に悪いということはありません。
コミュニケーションが希薄になってきたことをどうにかしようと思い、こちらから歩み寄ることを心掛けましたが全く応じてくれませんでした。
これは仕事なので、好き嫌いは関係なく職場においてはある程度の社交辞令というかコミュニケーションを取ることは当たり前のことです。
恋愛だったら嫌いな奴と口を聞く必要はありませんが、仕事は好き嫌いで相手に接するものではありません。
では、こういった時はどうすれば良かったのでしょうか?
答えは・・
デートに誘う
いやいや
かぁーーーーつっ!
ってな感じで一喝というか腹割って話をする。
・・・・という、手段も確かにありますが、多分これ女だと難しそうです。
そうするとまあ、気にしないっていう選択肢しかないんかなーと今考えても思います。
全員と仲良くなろうとすると自信喪失に繋がる
自分の周りに10人の人間がいたら
「3人は自分のこと好きでいてくれて、6人には何とも思われなくて、残り1人からは嫌われる」
といった格言があります。
細かいところは間違っているかもしれませんが、ポイントなのは10人中1人からは嫌われる、要は仲良くすることができないってことなんです。
どうしようもなく苦手な上司がいたり、苦手な部下がいたり、苦手な同僚がいたりと色々あると思いますが、面白いのはそういった環境に変化があっても、再度同じことが繰り返されるということです。
例えば、非常に苦手な上司がいたとしても、転勤や退職によってその人がいなくなることがあります。
そうなった時に初めのうちは「ラッキー」って思うけど、そこから月日が経過すると再びそういった人が現れるわけですね。
もしくは、二番目に苦手だった人が、一番苦手な人に格上げされるって感じです。
そのように考えると、まあ同じことが繰り返されるわけです。
だから、苦手な人と仲良くなれなくても気にしないのが一番いいことなんです。
私が入社してから10年以上は、ここの割り切りができなくて仲良く出来ないのは自分に問題があるなんて風に考えていました。
そうなってしまうと、やはり自信を持って行動することはできなかったですね。
逆に、10人中1人とは上手くいかないという摂理を理解していれば、もっと楽に仕事できたんじゃないかと思います。
実際に、入社してから今までで400人くらいと接してきましたけど、確かに苦手な人は40人くらいはいたと思いますね。
例えば、イエス・キリストやジャンヌ・ダルクも100万人くらいの民衆がいたとして、その中のほとんどの人に愛されていたとしても、そのうち1割くらいの人間には憎まれていたから最後は処刑されたわけですね。
イエス・キリストでも全ての人に好かれることはできなかったので、当然そんなことが私にできるはずもありません。
このように割り切ることができればそれでいいのですが、それができないと自分に原因があると思ってしまって辛くなってしまうわけですね。
だから「全員と仲良くなるのは人類史上実現不可能なことなので、最初からそれは諦める」 という感覚を持つことがすごく重要なんです。
クロロ班長の問題点
話を戻すと、転勤後にモーレツ社員として働いていたクロロ班長は、班長として未熟だったの一言に尽きます。
「店舗を良くする」「稼働を上げる」という一心で邁進していましたが、周りを上手く巻き込めていなかったといえます。
だから、一部の人間から反発を受けたりギクシャクしてしまったわけです。
そして、転勤してから一年後に、主任に昇進できるチャンスがあると見込んでいましたが、その時に昇進することはできませんでした。
当時の店長からは頑張っていることは認められたのですが「周囲に対する柔らかさが欲しい」と指摘されました。
こういった巻き込み力は社会人として重要なスキルとなりますが、そこが備わっていないのにその後も2~3回は色々と突き進み過ぎて失敗した苦い経験があります。
そういったこともあって、店長まで昇進するまで苦労しましたけど、今思うとその経験は文字通り経験になっていたと思います。
マチの問題点
個人的にはインカムを無視されたりほとんど口聞いてもらえなかったり、色々と嫌がらせされましたけど、仕事にそういった私情(好き嫌い)を持ち込んでしまうあたりが幼いし人として問題があると思いましたね。
まあ、だからこそ・・
バツイチなんだろうな
と思いましたw