パチンコの釘関係のトラブルに関する質問
今回は質問にお答えします。
題名: ヘソ釘に玉が引っ掛かった際に台を止めてもいいのか?
こんばんは。いつもブログ拝見しております。
以下の写真の様な事柄が2回続けて発生致しまして店員さんに問い合わせたところ2回玉が止まった場合は稼働停止致しますと伝えられました。
なので、台を停止して頂きましたが、その後の対応は珈琲やお茶を無料で出しますので意味のわからない対応と、とりあえずニヤけてるなど凄く不快な対応でした。
そこで質問ですが、玉が引っ掛かった際に台を止める対応は正しいのかを質問致します。
それと、後日台を稼働する場合どういった対応が必要なのでしょうか。気になりましたので質問させて頂きました。
ちなみに、新装初日のキコーナ取手です(´・ω・`)
こんばんは!
ご質問ありがとうございます。
今回はヘソ釘に玉が挟まるといういわゆる“首つり”という状態でのトラブルですね。
結論から言うと台を止めてもOKであり、キコーナ側は正しい対応をしたといえます。
故障した台を稼働させてはならない
基本的に台が故障したら止めなくてはなくてはならないルールが存在します。
新台や認定機に関しては“正常に稼働できる”という検査を通して稼働させているわけなので、正常に稼働できないのであれば一旦止めて台を直してから提供しなければいけないのです。
ちなみに今回のケースだとヘソ釘の劣化による首つりだと思われるので、以下のような流れとなります。
⇒台を止める
⇒部品(釘2本)を発注
⇒釘が届いたら交換作業を行う(まだ台は止めたまま)
⇒部品と一緒に書類が届くのでそれを所轄に提出
⇒数日後、所轄が検査に来て部品交換した釘をチェック
⇒メーカーから送られた釘が規定の場所につけられていることをチェックして検査OK
⇒翌日(所轄によっては当日というところも)から稼働させてOK
この場合はおおよそ1~2週間掛かることになります。
故障の定義
今回はヘソ釘でしたが、チャンスボタンやMAXベットの故障であったり、スロットの化粧パネルが割れた場合においても台を止めなければなりません。
どうしても稼働させたいからといって化粧パネルをセロテープで直して稼働させようものなら、違法改造となり即営業停止となります。
しかしながら、悪い店長となるとチャンスボタンやMAXベットの故障に関しては大概、後ろの部品が欠けることによって起こっているものなので、アロンアルファなどでそれを直してこっそり稼働させる店長も存在します。
もちろん、この場合も違法改造となるので営業停止です。
もし、パチンコのチャンスボタンが効かなかった台が、翌日いきなり直っているケースがあったらアロンアルファの可能性があるので、それが立証されれば営業停止となります。
(ただし、チャンボに関しては部品の破損以外の原因もある)
特に月々のノルマを達成する為には1台止まるだけでも、それが売上に影響するので、なるべく早く動かしたいと店長は考えがちです。
それだけにそのような不正を働く店長が世の中に多いということです。
首つりの台に関するエピソード
それはともかくとして、首つりに関しては釘の破損によるグラつきではなく、単にヘソ釘をシメているから起こってしまうというケースも往々にして存在します。
つまり「首つりするまでヘソ釘をシメる=ボッタ店」ということです。
例えば、あなたがパチ屋に行って島の中を歩いていた時に、首つりしている空き台を発見したらどうしますか?
おそらく、そんなやばい台を打つことは絶対にないと思います(苦笑)
しかしながら、昔の店長には以下のようなことを言われたことがあります。
「各自担当コースの空き台の遊技盤面はしっかりとチェックするように。
特に首つりの台があるとお客様にイメージが悪く写ってしまうので、発見し次第すぐに突っかかりを直すように!」
客へのイメージが悪くなるから、首つりしている台はすぐに対応しろってことですね。
というより「首つりするほど釘をシメるな」って話ですけど、当時は下っぱなので何もいえませんでした(^^;