バジリスク3の設定配分と今後のバジ絆の営業の変化
今回は質問にお答えします。
題名: バジリスクⅢ導入による絆の扱い
メッセージ本文:
いつも楽しく拝見させていただいています。
今回バジリスクⅢ導入によって色々な意見が飛びかっております。そこで店側のリアルな絆の扱いがどうしても気になったので質問させていただきました。
バジリスクⅢの導入に伴い、絆の平均設定は今の王座の扱いからどうしても下がると思います。
しかしまだまだ新台が入ったところで根強い人気もあり、メイン機種としての地位は残ると思います。
そこで具体的にどのような扱いになっていくかをお聞かせください。
例えば大型店で絆は10台、イベント時には3台程高設定、残りは1と2が入るような状況で、新たにバジリスクⅢを新装20台導入、となった場合にどういう扱いになりますでしょうか。
絆がスペックはもちろんゲーム性も好きだったために設定狙いをよくしていたのですが、これからは超ロースペックのバジリスクⅢを狙うしかないのか…と思うと夜も眠れません。
ご質問ありがとうございます。
旬な話題ですので、優先的に取り上げさせていただきました。
それではお答えします。
バジリスク3の設定配分について
わかりやすくいうと、まどマギ2のような営業となると思います。
例えば、ダイコクのSISを見ると、北斗修羅とまどマギ2の設定配分においては圧倒的に北斗修羅の方が平均設定が高いです。
まどマギ2と北斗修羅においては設置台数が違うので、やはり台数の多い北斗修羅を育成しようとするホールが多く、平均設定は高い傾向にありました。
以上のことから、バジ3は北斗修羅よりも平均設定が落ちるのは明らかです。
その為、前述したようにまどマギ2と似たような営業となると思います。
バジリスク3の営業計画
おそらく初週~2週目はオールピンで営業するホールがほとんどなのではないでしょうか。
私の経営するグリード・アイランド2号店やヨークシンシティ相模原店であれば、初日から6を使おうと思っていますが、マルハンやガイアを始めとする多くのホールでは20台導入したら20台全部が1です。
これが最低2週間は続くと思われます。
その後、12月中旬になれば徐々に稼働がたれ始めてきますので、イベント日を中心に高設定を入れていきます。
ですが、等価で6を入れるホールはまずありません。
5.6枚交換であればありえるのですが、等価ですと入れても4です。
そこは頭に踏まえておいてください。
そのように中旬に一旦設定を入れるホールが現れるものの、月末になると年末年始の繁忙期に入りますので、ここで再びベタピン営業に逆戻りとなります。
私がよく稼働するキコーナ系列であれば超優良店となりますので、通常営業日においても6を使ってきますが、それ以外のホールだと相当キツイ営業となるということは踏まえておいてください。
ポイントとしては稼働が付いている状況では設定を入れないということです。
普通に考えて、1でも6でもフル稼働するような台であれば、1を入れたほうがいいに決まってますよね?
まったく高設定を入れる必要がないのです。
バジリスク絆の設定配分について
バジリスク3が登場することによるバジリスク絆への設定配分の影響ですが、これに関しては若干はあると思います。
例えば、イベント日に今までバジ絆に複数台の高設定を入れていたのであれば、その配分を抑えてバジ3に入れる可能性はもちろんあります。
ただ、その一方でバジ絆の配分は変えずに他の機種の配分を落としてバジ3に設定を入れる例もあるので、そこは設定師の考え方次第です。
地域にもよりますが、最近では絆離れしようとするホールも多々見受けられるようになりました。
もちろん、絆はまだまだ現役稼働してもらわねば困る機械なのですが、イベント日には6ではなく4アリのオール偶数設定でかわして、その分ほかの機種に設定を入れるというホールが、抽選禁止区域ほど多い傾向にあります。
その理由は、並び順で絆に6を使ってしまうと専業に食われるからであり、その対策として設定を入れる機種をずらしてくるわけですね。
「えっ!こんな意外な機種に入ってたの!?」
みたいな感じで。
以上のように、傾向としては以前より絆の配分は落ちると思いますが、それも設定師やホールによるといったところです。
そして、個人的な見解だと、バジ3の登場によって若干のイベントの変化はあるかもしれませんが、結局は以前のように絆を中心とした営業に戻ると思います。
パチンコの牙狼はもう限界
ついでに触れておきますと、パチンコでバジ絆的位置づけの機械といえば
CR牙狼魔戒ノ花になると思いますが、これに関しては流石に年内撤去となりますので、イベント日に出すホールはなくなってきました。
さらにいうと
CRルパン三世~Lupin The End~
CR花の慶次X~雲のかなたに~
この2機種が抜群に動いてるので、年内に撤去となる牙狼で還元するのであれば、この2機種で還元した方が間違いなく後々の稼働に繋がります。
パチンコで育成すべき機種は
ルパンと慶次であり、牙狼はもう終わりました。
そして、今後の牙狼は撤去間近の鬼回収期間に突入しますので、くれぐれも打ち納めにはご注意ください。
このように、バジ絆が年内撤去となれば間違えなく設定を入れる意味がなくなってくるのですが、おそらく来年末までは設置できそうなので、もうしばらくこの機種を中心に設定を入れてイベントを盛り上げようとするホールが多いハズです。