パチンコ店の年一イベントなどで出すかどうかを一瞬にして見分ける方法
よく「パチンコ店で出すタイミングはいつ?」
みたいな質問がくるけど、今回はそれについて考察しようと思う。
パチンコ店が出玉を出すタイミング
結論からいうと
ケツに火が付けば出す
そうじゃない限りは、例え年一イベントでも出さない。
それがパチンコの営業というものです。
これはどういうことか?
ケツに火がつくというのは例に挙げると以下のようなことである。
ケツに火がつくケース | 期待度 |
---|---|
近隣にグランドオープンのライバル店が登場してきた | 高い |
地域1番店なのだが2番店に追い越されそうでヤバイ | ↑ |
地域1番店だったのだがライバル店に抜かされて2番店になってしまった | ↓ |
地域3番店以下となっておりこれ以上稼働率差が開くとヤバイ | 普通 |
最も期待できるのはグランドオープンのホールが近隣に現れた時の既存店。
特に既存店の中でも地域1番店のホールにおいては、その座を明け渡すまいと徹底交戦する可能性が高い。
そうなった時の既存店は、今まではまったく出さなかったのに、いきなり出し始める。
例えば以下のように凄まじい出玉で応戦する。
これがなんか、逆にムカつく。
例えると、付き合い始める前はヘコヘコして優しくしたり、色んなところに連れて行くのに、付き合いだした瞬間に態度が変わって彼女を完全放置してしまう男に似ている。
その後、女の方が愛想をつかして別れ話を持ち込みそうな雰囲気になると、それを察知して急に優しくなったりするのとまさに一緒。
(私もそうやって何度も女に愛想を付かされました・・)
まあ、早い話が“男の優しさ” と“パチンコ営業” は一緒なのである。
ケツに火がつくケース 4つのケース
それはともかくとして、今回のケツに火がつく4つのケースについて詳細を解説していく。
近隣にグランドオープンのライバル店が登場してきた
このケースは基本的には出すのだが、出さないのだとすれば以下のケースが存在する。
・地域一番店ではない
・最初は交戦しないという戦略を取る
まず、当然ながら地域1番店でないとそれほど頑張らない。
というのも地域2~3番店はグランドオープンのホールがあろうとなかろうと、1番店ではないのでそれほど焦らないからだ。
ぶっちゃけ3番店が4番店になったところでそれほど変わらない。
もちろん順位が高いに越したことはないのだが、営業本部がグランドオープンの新店に対抗する為の予算を出す額を考えてみると、1番店と2番店では雲泥の差があると思う。
1番店であればどうにかその立ち位置を維持するが為に大量の予算をつぎ込むことが考えられるが、それが2番店となるとそこまでではないだろう。
そして、ここも重要なのだが「グランドオープン店に交戦しない」というケースもあるということも頭に入れておいた方がいい。
これは私自身の体験でもそうだが、徹底交戦するケースとしないケースの2パターンがあるのだ。
例えば、グランドオープンから一週間は何をやっても勝つことはできないので、そこで力を温存して2週目からリニューアル等で対抗するケースである。
これは経営者の考え方次第だが、珍しくない戦い方といえる。
つまり、スタートから出鼻をくじく為に徹底交戦するか、力を温存して反撃するかのどちらかということである。
地域1番店なのだが2番店に追い越されそうでヤバイ
これはグランドオープンではなく、ライバル店が急に増台やリニューアルといった設備投資をしたり、継続的な甘めの営業により稼働率差が詰まってきた時の状況である。
当然、このような状態になれば「ヤバイな」となって出し始める。
先ほど例に挙げたダサい男と考え方は一緒である。
地域1番店だったのだがライバル店に抜かされて2番店になってしまった
これも先ほどのケースと同じように出す傾向にある。
1番になれるか2番として甘んじるかの瀬戸際の状況であると、やはり特別予算がおりて徹底交戦となるケースが多い。
とはいえ、それを長期的に続けても稼働率差をひっくり返すことが不可能であると判断した場合には、出すのをヤメて抜きに走ることもあるので注意。
地域3番店以下となっておりこれ以上稼働率差が開くとヤバイ
このケースに関しては、年一とかそういったタイミングであれば、そこそこ頑張ると思うが、流石に3番店以下に落ちてしまうと予算は下りずらい。
年一イベントでも絶対に出さないケース
それは競合が地域に存在しない殿様営業
もしくは、2番店に稼働率25%以上の差をつけた圧倒的地域1番店 といったケースである。
この場合は旧イベント日はともかく年一イベント日でも出さない。
理由はケツに火がついてないから出す理由がないのだ。
そして、このような場合にはそのホールでしっかりと利益を取って、他の系列店に予算を回すこととなる。
まあ、そんなことは考えてみれば当たり前で、それが経営というものである。
ただ、年一イベとなれば流石に少しは色をつけるかな・・
ジャグラーがオール3で、AT機は10台に1台くらいは4を入れる程度は。
出す理由がないのに出すのが本当の優良店
出す理由もないのに、出すホールこそ本当の優良店だなって思う。
「もうこれだけイベントも立ち上がってきたので、出さなくても客は来るんじゃない?」
「繁忙期なのにこんなに出しちゃうの!?」
思わずこのようなことを感じてしまうホールこそ優良店である。
ケツに火がついたら出すのはそりゃあ当たり前の話であって、そういった時にコロッと態度を変える奴ほど信用ならない。
そうではなく、通常時からしっかりと還元しろって話である。
年一イベントでも絶対に出さないホール
そこまで出す理由がないのにイベント日には還元する優良店
このような情報を発信することによって、優良店だけに残ってもらえる業界にしたいと思っています。
あなたの地域の
殿様営業で年一イベントでもぶっこ抜いてるボッタ店
出す必要がないのに出してくれる優良店
の情報提供をお願いします。
業界の未来のために・・
ぶっちゃけ「お前がそんなこと言えた口か」
っていうツッコミが入りそうなんですけど、そこは自分のことは棚に上げて書かせていただきました。