マルハンの接客と求人について
マルハンに関する記事は過去にいくつも書いてきたのだが、いつも悪口ばかり書いていたので、たまには褒めた記事でも書いてみようと思います。
マルハンの接客について
マルハンの接客に関しては、15年前であれば業界内で非常に注目されていた。
一方、当時は店長がパンチパーマとか、そんな時代だったので一般的なパチ屋の接客はサービス業の中でも底辺の部類となっていた。
そのような状況下で、マルハンは時代の先を見据え接客に重きを置いていた。
例えば、接客を指導するのにもスチュワーデスとかそういったプロを雇って徹底したマニュアル作りに励んでいたと聞いている。
しかしながら、そこから月日が経過するにつれて、他の法人に関しても接客の重要性に気づき始めてきた。
その為、他法人もマルハンに追いつき追い越せで接客を大強化することによって、今ではマルハン以外にも接客が良いとされているホールはいくらでもある。
その代表的なものでは、まずはガイアが挙げられるのだが、これはもう疑いの余地がないだろう。
ガイアではどこのホールでも全員が一定以上の水準で接客している。
そして次に思い浮かぶのがガーデン。
ガーデンの接客はたしかに良い。
(といっても、私がよく行くガーデンのスロ専の女性スタッフが、清潔感があって可愛いからという個人的な見解が強いのだが・・)
身だしなみが厳しいのになぜ人が集まるのか?
しかしながら、私が疑問に思うのはマルハンの求人についてである。
パチンコ店では女性スタッフの存在が重要となるので、理想としては
男と女のスタッフの割合が2対8、もしくは3対7くらいの構成が良い。
さらには女性に関しては若いければ若いほど良い。
となると、20代前半の女性が入りやすい職場でなければならない。
にも関わらずマルハンでは身だしなみの規則が厳しい。
金髪・ネイル・つけまつ毛は禁止となっており、そのような状況で、オシャレしたい盛りの20代女性をいかにして求人しているのか疑問に思う。
ただ、実際にマルハンのスタッフの平均年齢は高めだと思う。
というのも、その落ち着いた雰囲気ゆえ、30代女性も入りやすい職場なのだと思われる。
同様に20代の女性も、落ち着いた雰囲気を好む層が多く入社していると思われる。
たしかに、ブランディングされた知名度が高い法人だけに働く上での安心感はあるだろう。
実際に、私の娘が大学に進学してパチ屋でバイトするといい出したときは
「マルハンにしておけ」と言うと思う。
他のパンチパーマの店長と金髪の主任がいるようなパチ屋では絶対にバイトさせたくない。
逆にオシャレしたい盛りのギャル系の女であれば、マルハンよりもそちらを選ぶのだろう。
さらには、そこで知り合った主任と子供を作って数ヶ月で離婚しバツイチになる。
これがギャル系店員の王道パターンであるといえよう。
1人のお客様を大切にするというマルハンの理念
元マルハンで働いていた人物が、私の会社にも過去に何人か入社したのだが、そういった時には色々とマルハンの情報を聞いてきた。
やはり、業界一の法人ということで、内部事情には大変興味がある。
その中の1人である、20代半ばの男性の話していたことに関しては、今でも記憶に残っている。
「マルハンでは1人のお客様を大切にしていましたね。
例えば、お客様の会話にはどれだけ時間を掛けても構わないと言われてました」
それに関してはよく聞かれることだ。
しかし、話を掘り下げてみると「これは行き過ぎなのでは?」と疑問に思う内容であった。
「私は1人のお客様と4時間話したことがあります。
それは他愛のない話であったり、クレーム対応の場合もあります。
クレームに関しては最初は怒っていたのですが、4時間話してやっと納得されていただきました。
そのように。お客様との会話にはいくらでも時間を掛けても構わないから、お客様との会話を大切にしようと店長に言われていました」
一見、最もらしいことを言っているように思えるが、この考えは間違っている。
というか、マネジメントする側の人間のいうことではない。
というのもパチンコ店で相手するのは1人の顧客ではない。
例えば、稼働500人を4人で見ているとしたら、一人あたり125人を対象としてサービスしなければならない。
そんな状況で1人の客に4時間も掛けたらどうなるか?
他の124人にサービスがいき渡らなくなる。
となると、その時点でサービス崩壊だ。
もちろん、この会話は今から3年前のことなので現在のマルハンにおいては、多分こんなバカなことを言っている店長はいないと思う。
特に忙しい中、空気を読まずに話し掛けてくる客がどの店にも存在するのだが、あれは店員側からするとけっこう辛い。
普通は何か話があっても落ち着いている時に声を掛けたり、忙しくなればその場を離れたりといった気遣いが当たり前だが、それを気にせずに延々と自分の話をし続ける強者がけっこう存在するのだ。
そういった場合には万事適当に愛想笑いして、タイミングを見てその場を離れる。それしかないだろう。
そして、バカな店長こそ
「そういったお客様に対してもいくら時間を掛けても構わない」
と言い張る傾向があるのだが、それは本当にとんでもない話だ。
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ちなみに、私は女性客に人気があったので、毎日複数人の女性客から声を掛けられることが多くていつも仕事になりませんでした。